既存サインの改修とプレート看板を製作施工しました。

今回の制作・施工日記は、デイサービスあるる（北九州市八幡西区）様から依頼のありました既存サインの改修とプレート看板の製作・施工であります。

まずは現場調査からです。入口にのサインは片面の劣化が進んでいたので貼替。国道沿いのフェンスには新規でプレート看板を新設。それと建物外壁に取付た”カットボード”（カルプ）文字の表面貼替の4ヶ所が今回の依頼であります。

次に、サインプランとお見積もりのご提案です。最初のプランは下記左側、何度か打ち合わせしまして最終的に下記の右側プランに昨年末決定しました。カットボード文字の表面貼替は現場作業で、1ヶ所が脚立では届かない位置で高所作業車での施工となりました。生憎、作業車の手配が年末間に合わず、プレート施工と文字貼替作業は年を跨いで別々の日にさせてもらうことになりました。

自店での新規プレート看板の製作風景です。アルミ複合板にインクジェット出力したものを貼ってます。

まずプレート設置工事です。昨年の12月29日で、デイサービスがお休みの日曜日に施工しました。入口の両面看板（貼替は片面のみ）は、屋外用両面テープとボンドで併用し、四隅を化粧ビスで取付しました。フェンスのプレート看板は、裏面に取付バンドで挟みSUSボルトで固定することに。現場でビスの位置を合わせて取付しました。

施工後の写真です。綺麗に仕上がりました。これで一旦作業は終了し、年明けににカットボードの表面貼替をすることに。

1月18日に高所作業車を借りれることになり、翌日19日の日曜日にカットボード表面貼替を施工しました。こちらは低い位置にあるカットボード文字です。脚立を使って、表面の汚れを落として、プライマー塗布。それから白ベース（カッティングシート）を貼ります。エアフリーのシートなので施工しやすいです。白ベタを貼ったら赤文字を貼っていきます。

次に高い位置にある文字の貼替作業です。配線に引っかからないよう車を停めて作業開始です。こちらも汚れを取ってから、ローラーでプライマーを塗布していきます。それから白のカッティングシート貼。貼り終えたら、カッターで余分なところをカットしていきます。

白ベタを貼り終えてカットしたら、赤文字を貼る作業にかかります。赤文字は、文字部分のカット線と白ベタ外周のカット線の2つをカットしてます。赤い文字を貼り終えたら、外周のカット線を剥がしたら白縁の赤文字の完成です。その手順で最後まで貼っていきます。

最後に施工完了後の写真です。文字の劣化部分も見えなくなり綺麗に仕上がりました。この様に施工すれば、既存文字を撤去後、新規に文字を施工するよりはコストを抑えることができます。表面をインクジェット出力で貼ってる場合は、色落ち等も目立ってきます。その様なお悩みがありましたら、お気軽にご相談下さい。

※場合によっては、カットボードの劣化でこのような作業をお断りすることもあります。